うえのんEDAXに限らず、オセロの解析結果のグラフは割と整った見た目をしています。
(いわゆる後ろから解析)
例えばこんな感じです。(グラフの色味が白っぽいのはスクリーンショットのバグ)
book有りだとさすがに平らなので、[B]ボタンでbookをオフにしてみましょう
(よーく見るとわかるが、濃いオレンジがLv20、薄いオレンジはLv16で読んでいる)
bookなしでも、誤差はあるにしろある程度平らな(?)見た目をしてます。
これ、実はedaxの評価値そのままではなく、一定の最適化が入っています。
(他のソフトでは、「後ろから解析」の時しか入っていないが、うえのんEDAXは常にこの最適化をしている)※なおmacのソフトは調査できないので知らない。
ではedaxの評価値をそのままプロットするとどうなるかというと、こうなります。
だいぶぐちゃぐちゃですね。
※この最適化を外す隠しコマンドは棋譜入力欄に #off improveeval (ver0.51以降)
よく考えればそうなんですが、例えば引き分け進行で、一手ごとに仮に誤差-2~+2が乗ると考えると
0手目: +1
1手目: -1
2手目: +2 ・・・
と独立に誤差が乗って、グラフはギザギザになってしまいます。
ではどういう最適化をしてるかって話ですが、bookの仕組みと似たことをしています。
例えば、n手目の手番側の(誤差が乗った)評価値が -3、
n+1手目の手番側の(誤差が乗った)評価値が {+4 , +1 , -3 , -21} ※合法手が4手あるので評価値4つ
の場合、n手目の評価値として-3を採用するのではなく
max{+4 , +1 , -3 , -21}×(-1)= -4 を採用します。
※n手目とn+1手目は手番が違うので、「手番側の評価値」は符号反転することに注意。
この先読みによって、edaxのLv20は実質的にLv21相当になり、グラフのギザギザも抑えられます。
(実際にはLv21よりわずかに精度良く、うえのんEDAXではLv21★と表示される)
図ではG4とG7がレベル21★になっています。この表示を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
(いわゆる後ろから解析)
例えばこんな感じです。(グラフの色味が白っぽいのはスクリーンショットのバグ)
book有りだとさすがに平らなので、[B]ボタンでbookをオフにしてみましょう
(よーく見るとわかるが、濃いオレンジがLv20、薄いオレンジはLv16で読んでいる)
bookなしでも、誤差はあるにしろある程度平らな(?)見た目をしてます。
これ、実はedaxの評価値そのままではなく、一定の最適化が入っています。
(他のソフトでは、「後ろから解析」の時しか入っていないが、うえのんEDAXは常にこの最適化をしている)※なおmacのソフトは調査できないので知らない。
ではedaxの評価値をそのままプロットするとどうなるかというと、こうなります。
だいぶぐちゃぐちゃですね。
※この最適化を外す隠しコマンドは棋譜入力欄に #off improveeval (ver0.51以降)
よく考えればそうなんですが、例えば引き分け進行で、一手ごとに仮に誤差-2~+2が乗ると考えると
0手目: +1
1手目: -1
2手目: +2 ・・・
と独立に誤差が乗って、グラフはギザギザになってしまいます。
ではどういう最適化をしてるかって話ですが、bookの仕組みと似たことをしています。
例えば、n手目の手番側の(誤差が乗った)評価値が -3、
n+1手目の手番側の(誤差が乗った)評価値が {+4 , +1 , -3 , -21} ※合法手が4手あるので評価値4つ
の場合、n手目の評価値として-3を採用するのではなく
max{+4 , +1 , -3 , -21}×(-1)= -4 を採用します。
※n手目とn+1手目は手番が違うので、「手番側の評価値」は符号反転することに注意。
この先読みによって、edaxのLv20は実質的にLv21相当になり、グラフのギザギザも抑えられます。
(実際にはLv21よりわずかに精度良く、うえのんEDAXではLv21★と表示される)
図ではG4とG7がレベル21★になっています。この表示を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
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