【序盤】
自分の暗記が切れるまで。自分は序盤だけど相手は中盤ってこともあり得る。
【中盤】
序盤と終盤の間
【終盤】
長考した時、読みの深さが最終手まで届く状態。おおよそ10マス空き以下くらい。
強い人は終盤の範囲が長くなる。
【終盤の入り口】
4つ目の辺(中辺)の攻防~終盤まで。おおよそ20マス空きくらい。分類的には中盤に含まれる。
4つの辺の攻防が終わった時点でXラインの様子が固定されるので、
ラインの具合を調整する最後のチャンス。そのため、3つ目の辺の攻防まででは
発生しえなかった謎の手筋(しかも深く読みを入れないとわからない)が多数発生する。
(例:局所的に辺だけ考えると悪手の2方向返しだが、ラインを4連にできる手が有効だったりする)
そのため、レート2200程度であっても非常にミスしやすい。
30手目くらいで隅を取る展開になってやすっていくような進行では終盤の入り口は存在しない。
【book】
edaxやWZebra、Ntestなどのオセロソフトを使い構築した序盤データベース。
WZebraは、引き分け以外のbook処理にバグがあるので変化定石のbookは作るだけ無駄である。
【分岐】
暗記している手で、最善手のうちの一つ。初心者は分岐と変化を混同しがち。
【変化】
暗記している手で、あえて石損すること。うまく使えば、
人間的に打ちやすくする、相手の対策を外す、その後の分岐を増やすなどの効用がある。
【ミス】
暗記していない手で石損すること。
【暗記勝ち】
双方の暗記が切れた時点での評価値の勝敗のこと。
【奥の手】
双方暗記進行で進み、40手目くらいでわざとミスをして相手の暗記を外し、相手が間違えたところから全最善を打って仕留めること。オセクエでいうR2100以上の一部の暗記オセラーが使う戦術。それ以下では自分も終盤が打ち切れないので使うだけ無駄である。
【暗記切れ偽装】
暗記が切れたと相手に誤認させるためにわざと時間を使うこと。使う人はめったにいないが、前述の奥の手を打つ際に使うと有効である。時間の短いネットオセロよりは生オセロのほうが有効だと思う
【攻め】
自分から積極的に変化を打って相手の暗記切れを誘う棋風の事。
【守り】
相手に先に変化を打たせて、それを完全に受けきって勝ちを目指す棋風。
【分岐優勢】
自分から選べる分岐は多いのに相手から選べる分岐は少ない定石。強い。
【分岐劣勢】
分岐優勢の逆。弱い。
【海亀数】
お互いの暗記すべき分岐の数を「33:4」のように2値で表したもの。自分の暗記数を左に書く。この場合は自分の必要暗記数(33)は相手(4)より大きいので分岐劣勢であるといえる。
ちなみに、当サイトでは2値のペアのことを「海亀数」、33や4のことをそれぞれ「暗記数」と呼び区別する。
【極大海亀数】
いくつかの海亀数のうち強いと示唆されるもののこと。(極大海亀数が複数あるケースもある)
極大とは半順序集合における極大値のことであり、ここで解説している。
【広義海亀数】
普通の海亀数はその盤面からの最善進行のみ(例:タマプラの2石進行のみ)を扱うが、広義海亀数は最善以外の進行も扱える。(例:タマプラの引き分け~2石進行)広義海亀数は変化の研究に非常に有効である。ただし2022/4現在うえのんEDAX以外のツールで表示することはできない。
【引き分け勝ち】
32-32や31-31などの引き分けの際、黒が勝ちとするルール。
引き分けだと都合が悪い生の大会でよく用いられる。
【芸術点が高い】
定石について使われる。人間的に悪そうな見た目や大量取りであるにも関わらず、
ソフトで研究すると悪くない進行であること。マイナーなので分岐優勢であれば強いことが多い。
【煽り性能】
芸術点が高く、評価値も悪い進行を、格下のプレーヤーに対して打つこと。または、その性能のこと
【ハメ性能】
その定石を知らない人を序盤で引っ掛ける性能。引っ掛け頻度と石損数が大きいほど強い。
極端だが序盤全滅もハメ進行の一つ。
【2】
2石の変化進行のこと。そこから最善で打ち進めると33-31(2石差)で終局する。
なお、どっち側が変化したのかは文脈から読み取る必要がある。
ちなみに、「0」は通じなくはないと思うが普通「引き分け進行」とよぶ。
(使用例)「フラットローズの2とか打つ人いるの?」
【4、6など】
2と同様。4石、6石進行など。
(使用例)「某氏の4が強くてやばい」
【エッジ】
もともとFX用語で、情報量の差によるトレードでの優位性を表す。
オセロにおいては、有力な進行が広く知れ渡っていないことによる優位性のことを指す。
(使用例)「この2はエッジがある」※2は2石進行のこと
【起源主張】
その定石を自分が打ち始めたと主張して一方的に言い張ること。
【罠読み】
暗記から外れている盤面で、強い相手が明らかに弱そうな手(次で簡明な中割りができるとか)
を打った時に、「この手は罠をかけているに違いない」と考え、わざとそのいい手を避ける考え。
しかし実際は罠ではなく上手のミスである場合も多い。有段者でも罠読みをする人は一定数存在するが、自分は強いと思わないので全く罠読みはしない。
【遺憾表明の手筋】
対ソフト打ちに負けたときに58手目くらいで投了すること。効果は以下の二つである。
①誠に遺憾であると相手に意思表示する。
②マナーの悪いプレーヤーが併発することの多い最終手放置を未然に防止する。
【ガチャラー】
生オセロの大会で、対局時計を押す勢いが強くガチャガチャ押す人の事。
元気いっぱいの小学生オセラーに多い気がする。悪気はないので寛容になりましょう。
【⑨】
一般的には東方projectのチルノ(≒バカ)を指すネットスラングだが、
オセロにおいては暴走牛定石のことを指す。元ネタはばっしぃさんのオセロ定石講座で
①牛定石、②飛び出し牛、・・・、⑨暴走牛 と番号が振ってあったことに由来する。
【入門者】
オセクエのレート1700未満(青)
このレート帯は基礎はよくできている(例:明らかな自分の中割りが打てる)が、応用力に欠ける(一手後に相手に中割りされる手を打ってしまう・辺の天王山をガン無視する手を打つなど)。誰もが通ってきた道なのでバカにしてはいけない。
【初心者】
オセクエのレート2000未満(黄色)、生の級位者
黒持ちのとき、ローズ(SとF)や飛行機の定石が大好き。終盤はちゃんと打ってくるので強い。
【中級者】
オセクエのレート2300未満(赤下位)、生の有段者
初心者よりは斜め取りの割合が高い(?)。でも終盤の入り口がヘタクソ。特に自分。
【上級者】
2300以上。生の高段者(五段以上)。若干不利な中盤や終盤の入り口で長考するなど、中級者より形勢判断と時間の使い方が優れる。(中級者だと、若干不利な中盤を手なりで打ってしまい、終盤で気づいたときには勝ちがないとかになりがち)2300以上ともなると、オセクエ以前(モバゲーやyahooオセロ)からやっていた古参プレーヤーの割合がぐっと増える印象。生オセロでも有名なプレーヤーが多い。強い。
【金色レート】
とんでもなく強い黄色レートのこと。おおよそ60手で10石程度しか石損しない。
仮レートやソフト打ちではなく、まっとうなプレーヤーの調子が偶然良い場合に呼ばれる。
(使用例)「七段昇段チャンスの時に金色の人に当たってレートを11吸われた。」
類義語:きんいろモザイク
【ニフラム】
レートが300くらい下の相手が初手で投了してくること。別名を覇気ともいう。
元ネタはドラクエの雑魚消しの呪文。
(使用例)「自分のレートが2200を超えるとニフラムの発動率が上がる」
【うえのん病】
35手目以前と50手目以降がほぼ全最善であるにも関わらず、
終盤の入り口で大きなミス(一発で15~30石損)でしたせいで負ける現象。
中島八段のオンラインオセロ教室のメンバーだった時に一部の人から呼ばれていた。
(使用例)「うえのんさんが二回連続でうえのん病で負けた。」
関連語:親の顔より見た光景
【エヴァッカニア】
当サイトのドメイン名やファイル配布の際のパスワードでよく使われる文字列(evaccaneer)。
元ネタは弾幕シューティングゲームのケツイの5面ボス。見た目が炊飯器と揶揄される。
潜水艦からの二段変化の4石進行の名前としても使われる。
自分の暗記が切れるまで。自分は序盤だけど相手は中盤ってこともあり得る。
【中盤】
序盤と終盤の間
【終盤】
長考した時、読みの深さが最終手まで届く状態。おおよそ10マス空き以下くらい。
強い人は終盤の範囲が長くなる。
【終盤の入り口】
4つ目の辺(中辺)の攻防~終盤まで。おおよそ20マス空きくらい。分類的には中盤に含まれる。
4つの辺の攻防が終わった時点でXラインの様子が固定されるので、
ラインの具合を調整する最後のチャンス。そのため、3つ目の辺の攻防まででは
発生しえなかった謎の手筋(しかも深く読みを入れないとわからない)が多数発生する。
(例:局所的に辺だけ考えると悪手の2方向返しだが、ラインを4連にできる手が有効だったりする)
そのため、レート2200程度であっても非常にミスしやすい。
30手目くらいで隅を取る展開になってやすっていくような進行では終盤の入り口は存在しない。
【book】
edaxやWZebra、Ntestなどのオセロソフトを使い構築した序盤データベース。
WZebraは、引き分け以外のbook処理にバグがあるので変化定石のbookは作るだけ無駄である。
【分岐】
暗記している手で、最善手のうちの一つ。初心者は分岐と変化を混同しがち。
【変化】
暗記している手で、あえて石損すること。うまく使えば、
人間的に打ちやすくする、相手の対策を外す、その後の分岐を増やすなどの効用がある。
【ミス】
暗記していない手で石損すること。
【暗記勝ち】
双方の暗記が切れた時点での評価値の勝敗のこと。
【奥の手】
双方暗記進行で進み、40手目くらいでわざとミスをして相手の暗記を外し、相手が間違えたところから全最善を打って仕留めること。オセクエでいうR2100以上の一部の暗記オセラーが使う戦術。それ以下では自分も終盤が打ち切れないので使うだけ無駄である。
【暗記切れ偽装】
暗記が切れたと相手に誤認させるためにわざと時間を使うこと。使う人はめったにいないが、前述の奥の手を打つ際に使うと有効である。時間の短いネットオセロよりは生オセロのほうが有効だと思う
【攻め】
自分から積極的に変化を打って相手の暗記切れを誘う棋風の事。
【守り】
相手に先に変化を打たせて、それを完全に受けきって勝ちを目指す棋風。
【分岐優勢】
自分から選べる分岐は多いのに相手から選べる分岐は少ない定石。強い。
【分岐劣勢】
分岐優勢の逆。弱い。
【海亀数】
お互いの暗記すべき分岐の数を「33:4」のように2値で表したもの。自分の暗記数を左に書く。この場合は自分の必要暗記数(33)は相手(4)より大きいので分岐劣勢であるといえる。
ちなみに、当サイトでは2値のペアのことを「海亀数」、33や4のことをそれぞれ「暗記数」と呼び区別する。
【極大海亀数】
いくつかの海亀数のうち強いと示唆されるもののこと。(極大海亀数が複数あるケースもある)
極大とは半順序集合における極大値のことであり、ここで解説している。
【広義海亀数】
普通の海亀数はその盤面からの最善進行のみ(例:タマプラの2石進行のみ)を扱うが、広義海亀数は最善以外の進行も扱える。(例:タマプラの引き分け~2石進行)広義海亀数は変化の研究に非常に有効である。ただし2022/4現在うえのんEDAX以外のツールで表示することはできない。
【引き分け勝ち】
32-32や31-31などの引き分けの際、黒が勝ちとするルール。
引き分けだと都合が悪い生の大会でよく用いられる。
【芸術点が高い】
定石について使われる。人間的に悪そうな見た目や大量取りであるにも関わらず、
ソフトで研究すると悪くない進行であること。マイナーなので分岐優勢であれば強いことが多い。
【煽り性能】
芸術点が高く、評価値も悪い進行を、格下のプレーヤーに対して打つこと。または、その性能のこと
【ハメ性能】
その定石を知らない人を序盤で引っ掛ける性能。引っ掛け頻度と石損数が大きいほど強い。
極端だが序盤全滅もハメ進行の一つ。
【2】
2石の変化進行のこと。そこから最善で打ち進めると33-31(2石差)で終局する。
なお、どっち側が変化したのかは文脈から読み取る必要がある。
ちなみに、「0」は通じなくはないと思うが普通「引き分け進行」とよぶ。
(使用例)「フラットローズの2とか打つ人いるの?」
【4、6など】
2と同様。4石、6石進行など。
(使用例)「某氏の4が強くてやばい」
【エッジ】
もともとFX用語で、情報量の差によるトレードでの優位性を表す。
オセロにおいては、有力な進行が広く知れ渡っていないことによる優位性のことを指す。
(使用例)「この2はエッジがある」※2は2石進行のこと
【起源主張】
その定石を自分が打ち始めたと主張して一方的に言い張ること。
【罠読み】
暗記から外れている盤面で、強い相手が明らかに弱そうな手(次で簡明な中割りができるとか)
を打った時に、「この手は罠をかけているに違いない」と考え、わざとそのいい手を避ける考え。
しかし実際は罠ではなく上手のミスである場合も多い。有段者でも罠読みをする人は一定数存在するが、自分は強いと思わないので全く罠読みはしない。
【遺憾表明の手筋】
対ソフト打ちに負けたときに58手目くらいで投了すること。効果は以下の二つである。
①誠に遺憾であると相手に意思表示する。
②マナーの悪いプレーヤーが併発することの多い最終手放置を未然に防止する。
【ガチャラー】
生オセロの大会で、対局時計を押す勢いが強くガチャガチャ押す人の事。
元気いっぱいの小学生オセラーに多い気がする。悪気はないので寛容になりましょう。
【⑨】
一般的には東方projectのチルノ(≒バカ)を指すネットスラングだが、
オセロにおいては暴走牛定石のことを指す。元ネタはばっしぃさんのオセロ定石講座で
①牛定石、②飛び出し牛、・・・、⑨暴走牛 と番号が振ってあったことに由来する。
【入門者】
オセクエのレート1700未満(青)
このレート帯は基礎はよくできている(例:明らかな自分の中割りが打てる)が、応用力に欠ける(一手後に相手に中割りされる手を打ってしまう・辺の天王山をガン無視する手を打つなど)。誰もが通ってきた道なのでバカにしてはいけない。
【初心者】
オセクエのレート2000未満(黄色)、生の級位者
黒持ちのとき、ローズ(SとF)や飛行機の定石が大好き。終盤はちゃんと打ってくるので強い。
【中級者】
オセクエのレート2300未満(赤下位)、生の有段者
初心者よりは斜め取りの割合が高い(?)。でも終盤の入り口がヘタクソ。特に自分。
【上級者】
2300以上。生の高段者(五段以上)。若干不利な中盤や終盤の入り口で長考するなど、中級者より形勢判断と時間の使い方が優れる。(中級者だと、若干不利な中盤を手なりで打ってしまい、終盤で気づいたときには勝ちがないとかになりがち)2300以上ともなると、オセクエ以前(モバゲーやyahooオセロ)からやっていた古参プレーヤーの割合がぐっと増える印象。生オセロでも有名なプレーヤーが多い。強い。
【金色レート】
とんでもなく強い黄色レートのこと。おおよそ60手で10石程度しか石損しない。
仮レートやソフト打ちではなく、まっとうなプレーヤーの調子が偶然良い場合に呼ばれる。
(使用例)「七段昇段チャンスの時に金色の人に当たってレートを11吸われた。」
類義語:きんいろモザイク
【ニフラム】
レートが300くらい下の相手が初手で投了してくること。別名を覇気ともいう。
元ネタはドラクエの雑魚消しの呪文。
(使用例)「自分のレートが2200を超えるとニフラムの発動率が上がる」
【うえのん病】
35手目以前と50手目以降がほぼ全最善であるにも関わらず、
終盤の入り口で大きなミス(一発で15~30石損)でしたせいで負ける現象。
中島八段のオンラインオセロ教室のメンバーだった時に一部の人から呼ばれていた。
(使用例)「うえのんさんが二回連続でうえのん病で負けた。」
関連語:親の顔より見た光景
【エヴァッカニア】
当サイトのドメイン名やファイル配布の際のパスワードでよく使われる文字列(evaccaneer)。
元ネタは弾幕シューティングゲームのケツイの5面ボス。見た目が炊飯器と揶揄される。
潜水艦からの二段変化の4石進行の名前としても使われる。
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